こんにちは、るふ吉です! みなさんは手元を見ずにタイピング(タッチタイピング)してますか?
- タッチタイピングってどうやって練習したらいいの?
- 初心者ができるようになるまでの期間は?
今回はそんな疑問を解決します!私の実体験を交えながらお話しますね!
といいつつも、実は私もつい3ヶ月前まで手元を見ながら打っていました・・・仕事で毎日使ってたにも関わらず、です(泣)
このままでは駄目だと思い、始めたのが約3ヶ月前。今となっては手元を見ずに多少スムーズ(?)に打てるようになりました!
が。プロフェッショナルな方と比べれば、まだまだ入力速度は遅いです(泣)
ですが、これから始めようとする方と一番状況が近いのは私であると自負しています!そんな私がタッチタイピングを習得するまでの過程をご紹介します!
はじめに
手元を見ないで打つことをタッチタイピング(以前はブラインドタッチとも呼ばれていました)といいます。
「手元を見ないで打つ」それだけであれば、数時間あれば習得可能です。
ですが、ある程度の速さと正確性を求めるのであれば練習は必要です。タイピングは早いに越したことはないので、ぜひ練習してスピードアップしましょう!
ホームポジションを覚える
タイピングをする上で大切なのは、どこに指を置くかです!まずはホームポジションを確認しましょう!
ホームポジションとは?
タイピングをする上で、指を置く基本の位置(キー)です。キーを打ち終えたらまたホームポジションに戻します。
これは基礎の土台の部分ですので、しっかりマスターしましょう!ではさっそくご紹介します!
FとJの突起部分を確認!
まずはご自身のキーボード、じっくり見てください。
「F」と「J」の部分に小さな突起がありませんか?
↓画像はMac Bookです。キーボードによっては突起が横長の場合もあります。

突起が確認できたら、「F」に左手の人指し指、「J」に右手の人指し指をのせてください。
また、「F」から左を見ると「D」、「S」、「A」と並んでると思います。ここに左手の指を順番に置いていきます。
すると、以下のようになるかと思います。
- F:人差し指
- D:中指
- S:薬指
- A:小指
↓左手

次は右手です。「J」から右を見ていくと「K」、「L」、「;」になっているかと思います。これも右手の指を順番に置いてみてください。
すると、以下のようになるかと思います。
- J:人差し指
- K:中指
- L:薬指
- ;:小指
↓右手

今、左と右の指を置いた箇所がホームポジションです。
これはタッチタイピングの基礎の土台となる部分なので、この位置をしっかり把握しましょう。
キーと指の対応表を確認
指によって担当箇所が決まっています。
↓しっかり把握することがタッチタイピングへの近道です。

打ったらホームポジションへ戻るクセをつける
慣れない内は一回キーを打ったら指をホームポジションに戻すを心がけて下さい。
また、打っている内にキーボードのどこに指を置いているか分からなくなっていまうこともあります。(はじめの内は特に)
そのさいは、手元を見ずに、突起を探して「F」と「J」を確認してください。残りの指もそれに合わせて置くとホームポジションに戻れます。
手元を見ない
画面を凝視しましょう!
はじめに、今日から手元を見るのを禁止して下さい。
手元を見ていると、いつまで経ってもタッチタイピングはできるようになりません。感覚的に動かせる(体が覚える)まで練習を重ねましょう。
皆さんは車を運転するときってハンドル(手元)見ますか?
・・・見ませんよね?前を見て運転しているはずです。手元は見ずとも感覚的に動かせていると思います。
タッチタイピングもキーの数が多いだけでやっていることは同じです。(覚えるのがちょっと苦労しますが・・・)
見てしまう時の対処法(物理)
ついつい手元を見てしまう・・・という方には、手元にタオルをかけるのをオススメします。
これは知人から教わったのですが、効果ばつぐんでした(笑)見てしまうなら、見えなくしてしまえばいいのです。
正確重視!スピードは後回し!
スピードは後からついてきます
最初は想像以上にできないので、かなり絶望します。本当に。自分が決めたメニューが終わるまで1時間かかった時もありました。
遅い上にミス連発で何度イライラしたか・・・。できない自分にイライラして、手を机に思いっきりぶつけたこともありました(怪我するので絶対に真似しないでくださいね笑)
苦手なキーがわかってきます(特に時間をかけていいので、正確に!)
練習をくり返す内に、得意なキーや苦手なキーが分かってきます。
「このキーは結構打てるかも!」とか。
「このキー、いつも間違えるな・・・」とか。
得意なキーができたら、めちゃくちゃ自分自身を褒めてください。讃えてください。崇め奉ってください(笑)自信がつくと今後の励みになります。
苦手なキーは特に時間をかけていいので、正確に打つことを意識してください。
補足:
私はTとRが苦手でした。どちらも左の人指し指で打つので、非常に混乱するのです。そこで私は指の距離感と角度を意識するようにしました。
『TはRよりもちょっと遠くて(指先を動かす動作が多い)、斜め上だな・・・。』
と、いったふうに。意識して練習すると正解率がかなり上がります。ぜひお試しあれ。
句読点や記号も一緒に覚える
句読点「、」「。」や記号「?」「!」も打てるようになると、入力の幅も広がります。文章打つときは句読点は必ず出てくるので、一緒に覚えると後が楽です。
タイピングおすすめサイト
普段私が使っているタイピング練習サイトをご紹介します。どれも無料です!
e-typing
オススメ理由
- 会員登録すると、毎日の実績が確認できる
- ミスした部分を復習できる
- タイピング技能検定(模擬試験)ができる
会員登録すると、毎日の実績が確認できる
会員登録(会員登録は無料)すると、毎日の成績を記録し、グラフ化できるようになります。自分の上達度合いが目に見えるので、やる気もアップしますよ。
ミスした部分を復習できる
ミスした部分を正解するまでくり返し練習できます。苦手なキーも分かるので便利です。
タイピング技能検定(模擬試験)ができる
自分タイピングがどれくらいのレベルなのか、知りたいときってありますよね?そんなときはタイピング技能検定(模擬試験)がオススメ。
級ごとに難しくなるので、合格を目標に取り組むのもいいですね。
【e-typing】https://www.e-typing.ne.jp/
マイタイピング
オススメ理由
- たくさんあるカテゴリーの中から自分にあったタイピングを探せる
- ミスした部分を復習できる
- ひよこでも出来るタイピング練習講座がオススメ
たくさんあるカテゴリーの中から自分にあったタイピングを探せる
マイタイピングは非常に多くの種類のタイピングがあります。
例えば、歌の歌詞やビジネスメールの文章でタイピングの練習が可能。自分に興味のある文章で練習できるので、飽きずに続けられますよ。
ひよこでも出来るタイピング練習講座がオススメ
初めての方には、「ひよこでも出来るタイピング練習講座」がオススメ。簡単なところから無理なくスタートできます。合格・不合格があるので、緊張感をもって取り組めます。
ここでキーの位置の基本を覚えて、あとは好きなカテゴリーのタイピング練習をするのもいいですね。
【myTyping】https://typing.twi1.me/
寿司打
オススメ理由
- ゲーム感覚で楽しめる!
- 気分転換に最適
注意点
- タイピングのキーが画面に表示されない
- 焦ると正しいタイピングが疎かになる
寿司打はゲーム感覚で楽しめるのが最大のメリットです。遊びながらタイピングを練習できます。
しかし、画面中にはキーボードが表示されない。また、時間制限があることから、手元を見てしまう。正しいタイピングができない場合があります。
変なクセがついてしまうと逆に治すのが大変です。そのため、メインの練習ではなくサブ練習や気分転換で使うのがオススメ。
【寿司打】http://typing.sakura.ne.jp/sushida/
タイピング練習について
仕事とは別にタイピングのための時間を作ってください
「仕事をしている内にできるでしょ?」
私も実際、仕事やってる内にできるかな〜なんて甘い期待をしてました。
結論。できませんでした。
普段キーボードを見て打っていた人が急にタッチタイピングを仕事ですると、どうなるか・・・。
打ちミス大量生産→修正する→従来より時間かかる→自信なくす→キーボード見るに戻ってしまいます。(過去の自分です)
せっかくやる気になったのに非常にもったいないですよね。なので、仕事とは別に時間を作って基礎をしっかり作るのをオススメします。
1日の練習量はどれくらい?
最初で頑張りすぎるのは危険!
最初からエンジン全開でそれを継続できるなら素晴らしいですが・・・。途中で燃え尽きてしまうくらいなら、最初からノロノロ運転でいきましょう。
もう少し練習したいな・・・くらいで切り上げると、次の日も練習したくなりますよ(^^)
継続可能な練習量を設定しましょう
練習量を先に設定するのではなく、継続できる目標設定にしましょう。毎日5分は練習するでも良いと思います。
とは言うものの・・・
目標は設定したけど・・・それすらも難しい状況ってありますよね?
ものすごく忙しかった日や飲み会の日なんかは、家に帰ってパソコンを起動するのも億劫だったりします。
そんなときは「脳内でタイピング」がオススメです!
頭の中でキーを思い浮かべて、指を動かす。これなら場所・時間を問わずできます!
私自身、仕事の終わりの帰り道で目に入ってきた単語や物の名前を脳内でタイピングしてました。指の動きはこうかな・・・?なんて想像しながら。
飲み会終わりなら、食べたメニュー名でもOKです。ビール、フライドポテトとか。または普段使っている駅名でもいいですね。
このように、毎日少しでもいいので、タイピングを意識する時間があると継続しやすいです。
継続が「習慣」になったら、もう向かうところ敵なしです。
「練習しないと落ち着かないなぁ・・・。」
そう思えたら大成功です。
参考までに私の練習メニュー
私が当初やっていた練習メニューです。
- ひよこタイピングで基礎の練習
- マイタイピングで記号の練習
- e-typingの腕試し(ローマ字と英語)
- 足りないときは寿司打で気分転換
1〜3までは、いったん一通りやってから間違えたところのみを正解するまで練習。
最初の頃は全部終わるまでに1時間以上かかったこともありました。本当に遅かったです。
ですが、2ヶ月くらいやると苦手なキー以外はけっこう打てるようになります。それまでは辛いかもしれませんが、頑張りましょう!
今は3のみ毎日やっていますが、5分〜10分程度で終わるようになりましたよ。
タッチタイピングのメリット
タッチタイピングができるようになると、可能性がかなり広がります。
圧倒的に入力が楽になる!時短効果も!
例えば。1分間に50文字打てる人と100文字打てる人がいるとしたら、もちろんですが100文字打てる人の方が早く終わりますよね?
その残ってる時間で、内容のブラッシュアップも可能です。また、仕事が終われば早く帰ることだってできるかもしれません。
そう考えると、早く打てるってかなり有利ですよね?
また、画面を見ながら打てるので、変換ミスの間違いにも気が付きやすいです。
首を動かす動作が減り、疲れにくい
これは完全に主観なのですが、タッチタイピングにしてから首が疲れにくくなりました。
手元を見るタイピングだと、手元→画面→手元・・・となるので、首を動かす動作が増える。結果、首が疲れる。
一方、タッチタイピングはずっと画面を見ているので、首を動かす動作が少なく疲れにくい。ということかと考えています。
最後に
いかがでしたでしょうか?
私自身もタッチタイピングができるようになってから、入力が早い・ミスが少なくなった・首が痛くなりにくい。とたくさんの良いことがありました。
しかも!今はタッチタイピングを無料でできるサイトも数多くあるので、ほとんどタダで習得できます。こんな素敵なことはありません。
身につけたいなと思っている方は、今度といわず今から始めましょう!応援しています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
それではまた!